【税金】
個人年金には税金は課税されるのでしょうか?
基本的にいかなる名称でも収入に関しては課税されますので、もちろん個人年金も例外ではありません。ちなみに公的年金を受給する際にも税金がかかります。
まずは支払っている時の控除から見ていきます。
【保険料控除】
個人年金も生命保険と同様に、一定額以上を支払っている場合は保険料控除の対象となります。
個人年金の控除は、年間10万円以上払っている場合で最大5万円まで控除対象となります。
一般のサラリーマンの場合、年末調整での対応となりますので、個人年金に加入している方は忘れずに記入するようにしましょう。
年間支払い保険料 | 控除額 |
---|---|
10万円超 | 5万円 |
5万円超〜10万円以下 | (支払い保険料×1/4)+ 2万5千円 |
2万5千円超〜5万円以下 | (支払い保険料×1/2)+ 1万2千5百円 |
2万5千円以下 | 全額 |
【個人年金の税金】
個人年金を受給年齢に達するまで支払い続け、受給し始めた個人年金は課税対象となります。
ですが、何十年も支払い続け、貰える際になったら課税されるのでは不合理ですよね。
ですので、下図のような計算式で払い込んだ分を必要経費とし、残った部分のみ課税部分となるようです。
<図1 個人年金の必要経費計算>。
個人年金は公的年金控除の対象にはならず、所得の区分としては雑所得の区分になるようです。一括受取する際は一時所得として扱われる場合もあるそうですが、確定申告などの手続きが必要な場合もあるようですので、加入の際にファイナンシャルプランナー等に相談しておくことをお薦めします。
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