【老齢厚生年金とは?】
老齢厚生年金は、厚生年金に加入していた人が貰える年金で、基本下記の要件を満たせば貰えます。
【要件】
・65歳以上である。
・保険料納付済み期間と免除期間が合わせて25年以上ある。
・厚生年金の被保険者期間が1ヶ月以上ある。
早い話が、25年以上年金を払っていて、会社員だった期間が1ヶ月以上あった人が65歳になると受け取れるって事です。
それでは気になる年金の額はいくら?くらいなんでしょうか?
【老齢厚生年金の計算方法】
<図1 計算方法>
老齢厚生年金の額の計算は、本職の社会保険労務士でもとても難解でややこしいため、かなり噛み砕いて説明します。
解かりやすく言うと、平成15年3月以前は毎月の標準報酬額を全期間で割って平均をとり、生年月日に応じた率をかけ、加入期間の月数をかけてたものになります。
平成15年4月以降からは、ボーナスからも徴収されることになったため、標準報酬額と標準賞与額の平均をとることになります。
【加給年金】
被保険者期間が240月以上ある方が老齢厚生年金の受給件を取得した当時、生計を維持している図2の配偶者や子供がいる場合、加給年金が加算されます。
<図2 加給年金>
加給年金は老齢厚生年金にプラスされる年金で、早い話が65歳になった時に年下の奥様がいるか、18歳未満の子供がいれば追加されるということです。
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